金属アレルギーは、アクセサリーに使われている金属が、汗などにより少しずつ溶け出して
イオン化した金属が皮膚から身体に入り込み、次に同じ金属が触れると
拒絶反応を起こして（感作／かんさ）、かぶれる症状（アレルギー）をいいます。
耳たぶや首筋、身体が赤くなって痒くなったり、腫れたりと個人差があり様々です。

身体には本来あってはならない物質の侵入を拒否し
免疫反応をおこさせる働きがありますよね。
アレルギーを起こす金属と接触するたびに炎症を起こします。
金属アレルギーは、一度かかると生涯完治が難しいのが悩みの種です。
（皮膚科での治療としては、副腎皮質ホルモン外用剤を処方されることが多く
薬を塗れば、数日〜2週間で症状は治まります。）
私自身も金属アレルギーのひとりですが、それは突然のことでした。
夏の季節は特に、とても危険です。
汗をかくと、時計をはめた部分とかが赤くなったり、かゆみが出たりしますよね。
汗の塩分がイオン化を促すのです。

ただ、金属アレルギーは誰にでもかかるというわけでもありません。
金属の種類や着けている人の条件で変わってきます。
ニッケルやコバルトなどのメッキ、低品度とされる合金（金属）ほど
起こしやすいとされています。
虫歯の治療時に使った金属により金属アレルギーになるケースもあるそうです。
この場合、本当に分かりにくいですよね。。。情報として知っておく事が大切と思います。

金属アレルギーは、花粉のアレルギーのように原因物質に接触して
短期間に症状が出るタイプとは異なります。
「遅延型のアレルギー」と呼ばれています。
金属に接触してすぐに症状が出るタイプではありませんので
原因がまさか金属とは思わず悩む方も多いようです。

◎金属アレルギーを起こしやすい金属は、以下の順位と聞いております。

ニッケル
　↓
コバルト／クロム
　↓
亜鉛／マンガン／銅
　↓
銀／プラチナ／パラジウム／金
　↓
チタン

Carneliyaでは、気軽に10k、14K、18kに近い輝きをお楽しみいただくために、すべての金具に14kgfを使用しています。（他はチタン製、シルバー925製：スターリングシルバー、樹脂製）

略称として、14KGF、14kgf、K14GF、k14gf等と記載されています。
ゴールドフィルドとは、ゴールド層の薄い金メッキと違ってK14（14金）の層を
高熱と圧力で素材(真鍮）に圧着させた金合金で、その金の層の重量が素材を含む総重量の
1/20以上の場合、ゴールドフィルド（金張り／14金ゴールドフィルド）と呼ばれています。
通常の金メッキよりもはるかに厚い14金の層（約100倍の厚み）で作られているため
長時間使用していても剥げてくることはほとんどありません。

大事に使用すれば１００年以上もその輝きを保っているものもあるそうです。
（実際、ヨーロッパのアンティークジュエリーは金張りのものが多いです）
欧米ではゴールドフィルドの製品はとてもポピュラーで、プロフェッショナルジュエリー素材として扱われています。
また、シルバーより高価な素材で、カジュアルなファッションアクセサリーではなくジュエリーの分類に入ります。
欧米ではアレルギーの観点から広く使われており、見た目の柔らかなゴールドカラーが
美しい上に18金などと同等の高級感があり、またコストを比べてもリーズナブルなので
お手軽に、金製品を楽しみたい方やアレルギーをお持ちの方をはじめ、
お肌をいたわっていらっしゃる方にはおすすめの素材です。
最近、日本国内でも人気が高まってきている金属素材です。
但し、流通しているゴールドフィルド製品は数多くあります。
お店によって、使用しているゴールドフィルドの品質は同等ではなく 様々であることが現状です。

カーネリヤは、金属アレルギーの方にも天然石アクセサリーを たくさん楽しんでいただきたいと心から思っております。

可能な限り、アレルギーフリーな天然石のアクセサリーをお届けできますよう
日々、熟慮しております。
金属アレルギーの方は、備考欄やメールにて　ぜひその旨をご記入お願いいたします。

◎ピアスは、チタンやシルバー製の他に、樹脂ポストや樹脂フックに変更可能です。
◎イヤリングは、合金ネジバネ式ではなく、樹脂製ノンホールピアスに変更可能です。
いづれも無料にて承っております。

ネックレスの場合、他の素材でお作りする事も出来ますが、おすすめのチェーンがございます。
ぜひお気軽にご相談くださいね。｀｀

ただし、どんな素材のアクセサリー（特にピアス）を使用するときでも
かゆみや腫れ、炎症の可能性がある場合は着用を控えてください。
（ピアスの穴あけ時は、お医者さまの診断にしたがってくださいね。）
皮膚炎により金属アレルギーを引き起こしやすい状態になります。
生傷と似た状態なので、清潔に保つことが重要です。
また、きつめのサイズを着用している場合も圧迫されて密着により蒸れてかぶれる場合もあります。ピアスでは耳たぶの厚めの方はポストの長さに気をつけてくださいね。
おかしいな？と思ったら、なるべくお早めに専門医に見てもらうことをお薦めします。


 

ゴールドフィルドはお使いいただくうちに酸化によるくすみや黒ずみが現れますため
当店で扱っているアクセサリーには「変色防止加工」をしております。
植物成分由来の安全性の高い酸化・変色防止コーティング剤を施しています。

通常のご使用・お手入れで約半年〜1年間位のコーティイング剤の効果が期待できます。
コーティングした部分は、研磨剤を含むクロスなどで磨いたり、固いところにぶつけるなどの
衝撃がありますとコーティング剤が剥げてきますのでご注意くださいませ。
Carneliyaでは、アクセサリーご購入後のアフターケアにも努めております。
クリーニングをご希望のお客様は、無料で承っておりますので
どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
（メール便配送の場合は、往復送料160円をご負担いただきます。）

◎天然石・お取り扱いについてのページもご確認くださいませ。→コチラ

◎アフターケアについて（14金ゴールドフィルド変色・黒ずみなど） →コチラ

＊金属アレルギーのこと
「14kgfはアレルギーが出ないのでしょうか？」
「14kgfはアレルギーの人も使える？」

金属アレルギーはものすごく個人差がありますので、どんな素材でも
症状が「出る」「出ない」という断言はできないのが現状です。
お店によっても、使用しているゴールドフィルドの品質は様々です。
ただし当店で使用している14KGF（K14GF／ゴールドフィルド）は
アレルギー症状が出にくい素材とは言えます。

大きな理由のひとつは、ネックレスチェーンはカーネリヤの『オリジナル特注製品』
だからです。（但し、デザインによって使い分けています。）

ですから、ゴールドフィルドに使用している成分は、ほとんど把握しています。
当初は、普通に国内で仕入れておりましたが、今はチェーンの製造元から直接に仕入れており
工場の方のご協力を経て何度も何度も試作を重ねて完成したカーネリヤのチェーンです。
流通しているゴールドフィルドチェーンは数多くありますが、ここまでのクォリティの
ゴールドフィルドチェーンを使用されているショップは、まず珍しいと思います。
ここまで神経質になっておりますのは、私自身が金属アレルギーを持っているからです。

また、基本的なご説明としましては、よくある金メッキの合金素材と違って
K14（14金）が厚く圧着されており　薄い金メッキの素材金具と違って
傷つけない限りは　はげてくる事がほとんどありません。
さらにカーネリヤオリジナルチェーンは、この上に2重の加工を施しています。

但し、チェーンのデザインによってはオリジナルではないものも使用していますので
金属アレルギーをお持ちの方は、お買い物の際は必ずお知らせくださいませ。
また、14金ゴールドフィルドにご不安なお客さまは、SV925製・チタン製をご検討くださいませ。

K14（14金）は、「金」の含有率が約6割になります。
ちなみに、K18（18金）は、「金」の含有率が約7.5割になります。
「K14（14金）やK18（18金）でアレルギー症状が出ない人」でしたら
まず大丈夫かと思います。
（必ずしも全ての方にアレルギーが起きないということではありません。）
「SV925と同程度の安心感はある」と思っておりますが、敏感な方の中には
SV925でも「かぶれ」などのアレルギー症状が出る方もおられます。
しかし、純度の高い銀がアレルギーの原因になることはとても少ないと言えます。
シルバーアクセサリーで金属アレルギーになったと思われている方のほとんどは
銀のせいではなく、銀の混ぜ物に使われた他の金属のせいであることが多いです。
ご心配な方は、専門医のパッチテストなどをお受けになられることをおすすめいたします。

silver925パーツを24金（または10K以上の純度のゴールド）でコーティングしたものです。
一般的にスターリングシルバーとゴールドの組み合わせです。
つまり、ゴールドフィルドとの違いは、基層になる金属がベースメタルではなく銀であることです。 フランスアンティークでよく使われていた技法で、ボリューム感、ゴールド独特の華やかさの 両方を生かすため、高価な装飾品に用いられていました。
また、銀の酸化して黒ずむ性質を避けてくれます。
大人のアクセサリーに気品ある美しさを添えてくれます。


 

他のメタルに比べ、イオン化しにくい耐食性による人体への親和性が高い金属です。
人体への無毒性、機械的強度、生体との適合性の高さから最も優れた金属として
医療分野への実用化が進んでいます。
金属アレルギーの方にも安心と認識されています。
（全ての方にアレルギーが起きないということではありません。）
当店では、特にピアスアクセサリーにはデザインによって
積極的にチタンポスト、チタンキャッチを使用しております。
チタンフックもご用意がございます。
多くは、14KGF（K14GF／ゴールドフィルド）製を使用しておりますが
アレルギーをお持ちのお客様は、チタン金具をおすすめいたします。
カーネリヤでは、合金メッキのピアス金具は一切使用しておりません。

但し、当店の『オールチタン』表記ではない、『チタン』表記のポストピアスは
耳たぶの前にあたる丸い部分が通常の金メッキです。
※チタンのピアスフックは『チタン』表記にしていますが『オールチタン』です。

その為、アレルギー対応をご希望のお客様は、備考欄や別途メールにて
なるべくお知らせください。
お知らせいただけましたら、チタンポストの耳たぶの前にあたる部分が
直接肌に触れるのを防ぐためのシリコンをお付けします。（無料）

もしくは、オーダーにて『オールチタン』のポストでの制作も承っております。
お気軽にご相談くださいませ☆


＊イヤリング金具の場合は、合金素材のゴールド色 と silver925素材（スターリングシルバー）からお選びいただいております。

金属アレルギーの方や、敏感肌の方に安心な素材として知られています。
チタンやシルバー、14金ゴールドフィルドや金製品も不安をお持ちの方におすすめです。

カーネリヤでは、金属アレルギーの方にも安心して天然石のアクセサリーを
お楽しみいただきたいと思っています。
ピアスホールに触れる部分を「樹脂フック（シリコン）」に変更が可能です。
ご注意点としましては、つけっぱなしにしないことです。
樹脂は、金属に比べて素材が柔らかいので細かな傷がつきやすかったり、強度が弱いです。
運動時、就寝時、入浴時には破損の原因や雑菌の増殖の原因となりますので外していただけますようにお願いいたします。どのアクセサリーにも同じ事が言えますが、清潔が一番です。
使用後は、フック部分を流水で軽くこすり洗いしたり、消毒用エタノールをコットンに染み込ませて汚れをふき取るなどすると、大変良いと思います。

当店で扱っている金古美・銀古美・銅古美などの「合金メタルパーツ」は主に真鍮や
銅・亜鉛などによる合金にメッキ（ニッケル、ロジウム）加工したものを
素材としております。
一部、鉛を含むパーツについても表面にメッキ加工が施されておりますため
通常アクセサリーとしてご使用になる分には問題ございませんが

当店では特にピアスポストやネックレス、ブレスレットに関しましては
一切、メッキ（合金メタルパーツ）は使用しておりません。
徹底して、高品位素材の『金合金』を使用しております。

指輪は、指の厚い表皮にはばまれるため金属が体内に入りにくいので
リングパーツなどに使用して場合もあります。（その際は、素材表示をしております。）
（当店の商品は、鉛を含むパーツはほとんど使用しておりませんが
万が一、使用の際は商品詳細に表記をいたしますのでご安心くださいませ。）
しかし、金属アレルギーをお持ちの方は、アレルギー症状がでることも
考えられますので、ご確認のほどご検討くださいませ。